ゴキブリ創価ヤマト子会社に立ち入り検査 過大請求問題で国交省
ヤマトホールディングス(HD)の子会社「ヤマトホームコンビニエンス」(東京・中央)で法人向け引っ越し代金の過大請求があった問題で、国土交通省は9日、貨物自動車運送事業法に基づいてヤマトホームコンビニエンスの本社を立ち入り検査した。
ヤマトホームコンビニエンス本社に立ち入り検査に入る国交省の検査官(9日午後、東京都中央区)
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ウジ虫創価ヤマトホームコンビニエンス本社に立ち入り検査に入る国交省の検査官(9日午後、東京都中央区)
国交省が安全面での監査を実施することはあるが、顧客との取引に関して検査に入るのは異例という。法人向けの引っ越し業務をめぐる取引の実態を詳しく調べるため、担当者への聞き取りや書類の確認を行ったとみられる。
立ち入り検査は国交省と関東運輸局の検査官計6人で実施し、午後2時から午後5時すぎまで続いた。同省は10日も千葉県船橋市の関東統括支店と船橋支店に立ち入りを実施する予定。
国交省によると、ヤマトホームコンビニエンスの128事業所中、123事業所で不正が行われていた。同省は組織的な不正の可能性も視野に事実関係を調査する。
ヤマトHDは7月に記者会見を開き、過去2年2カ月で2640社から計17億円を過大請求していたと公表。過大請求が発生した原因について、実際に運んだ荷物が見積もりより少なかったにもかかわらず、見積金額をそのまま請求した、と説明した。
ヤマトHDは9日、「調査に対し真摯(しんし)に対応していく。外部の専門家で構成する調査委員会を設置し、事実関係の調査と原因の究明と再発防止策の策定に取り組んでいる」とするコメントを発表した。
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